《 関東大震災直後の虚報、「朝鮮人集団殺戮」を史実として教え込む〈日教組の反日教育〉は間違っている。》

1923年(大正12年)9月1日の関東大震災直後の、所謂「朝鮮人虐殺」について、2010年1月24日付の産経新聞は、「日教組が根拠のない『約6600人』の朝鮮人が関東大震災 直後に日本人自警団の手により虐殺されたとの捏造教育をしている」事実を報道した。

「山形県で行なわれている日教組の教育研究全国集会で同年24日、関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺について、犠牲者数『約6600人』を前提として中学生に教える授業実践が報告された」というものだ。

犠牲者数を巡っては、当時の朝鮮人の人口などから数千人以上に上る事は有り得ないと指摘されている。併し、多くの教科書には「6000人以上」などとする記述が残り、学校では相変わらず、日本を誇大に悪く描く歴史授業が罷り通っている実態が浮かび上がった。(鵜野光博氏)

教研集会の社会科教育分科会で行われた報告によれば、「人権意識を高める事」などを狙いに、朝鮮人への差別意識を生徒に考えさせたり、朝鮮人と共に皇太子暗殺を企てたとして死刑(後に無期懲役)判決を受けた無政府主義者、金子文子元服役囚について学ばせたりしていた。

大正12年9月1日の関東大震災では、「朝鮮人が襲撃してくる」などの情報が避難住民らに流れ、住民らは自警団を組織。過剰防衛で罪のない朝鮮人が殺害されたケースもあり、当時の政府は犠牲者が233人居たと発表している。この233人の方々の犠牲については、日本人は厳粛に受け止め、反省しなければならない。

ところが犠牲者数について、大韓民国臨時政府の機関誌 独立新聞は「6661人」とし、後の研究者らがこれを多く引用した。日本の学者、故吉野作造氏も調査で「2613人」としている。

併し、この数字は当時の朝鮮人の人口からみて有り得ない事が、ノンフィクション作家の工藤美代子氏の研究などで判明した。現在ネットで検索してみると、工藤美代子氏の研究を否定する記事が相当数ヒットする。嘆かわしい事に反日左翼日本人や在日が圧倒的に優勢である事が分かる。

当時の政府資料などから関東大震災の被災地域には約1万2000人の朝鮮人が住んで居たとみられ、震災時に実際に居た人数は約9800人と推定される。震災後の9月17日時点で警察や軍によって収容・保護された身元が判明していた朝鮮人は、政府によると総計6797人で、これに犠牲者233人を加えると、残りは3000人足らずとなる。

6000人台の犠牲は有り得ず、吉野作造氏の調査結果でも、震災で焼死や行方不明となった朝鮮人が居なかった事になる。

工藤氏は「233人であっても虐殺があった事実は認めなければならない」とした上で、「根拠のない数字が教科書に載っている事が問題であり、日韓併合100年(2010年当時)でもあり、事件を公正に見直す動きが広がって欲しい」と話す。工藤氏の研究は「関東大震災『朝鮮人虐殺』の真実」(産経新聞出版)に纏められている。

工藤氏の研究発表から6年が経過した現在も、関東大震災直後の朝鮮人虐殺は、小学校から高校までの社会科教科書全てに虚構の数字が正されないまま記述されている。中学では「およそ7000人」(清水書院「新中学校歴史」)、高校では「6000人以上」(東京書籍「新選日本史B」)、「約6700人」(実教出版「高校日本史A」)といった記述の他、「数千人」「多数」としたものもある。

小学でも「罪のない数千人の朝鮮人が殺される事件が起きました」(教育出版「小学社会6上」)などと記述。小中高とも、「虐殺」についての記述が、〈関東大震災についての説明の半分前後〉を占めている。

学習指導要領や、教科書編纂に影響が強いとされる〈学習指導要領解説書には、朝鮮人虐殺についての言及はない〉。文部科学省は「過去10年の教科書検定で、犠牲者数について検定意見が付いた事はない」と平然と発言している。

一般的には「関東大震災の時の朝鮮人の暴徒化や略奪、強姦、放火とのデマがあった」と言われているが、全てがデマだった訳ではない。確かにデマもあったが、デマではない事実もあった。これを記さず、朝鮮人犠牲者数を誇大に教育するのは如何なものであろうか?

デマの代表例とされるのは、「井戸に毒を入れ~」というもので、このデマを流布した首謀者は、時の警視庁官房主事で、後に読売新聞社主となった正力松太郎氏と言われている。警視庁官房に集まっていた各新聞の記者が、警視庁官房主事だった正力松太郎氏の話を鵜呑みして記事にした事によってデマが広がった。

そして、これら様々な話がデマだと最初に言い出したのは、後藤新平内務大臣兼帝都復興院総裁であった。工藤美代子著「関東大震災『朝鮮人虐殺』の真実」によると、後藤新平氏は…

「正力君、朝鮮人の暴動があった事は事実だし、自分は知らない訳ではない。だがな、このまま自警団に任せて力で押し潰せば、彼らとてそのままは引き下がらないだろう。必ずその報復がくる。報復の矢先が万が一にも御上に向けられるような事があったら、腹を切ったくらいでは済まされない。だからここは、自警団には気の毒だが、引いて貰う。労(ねぎら)いはするつもりだがね。」

…と正力に語り、正力は敢えて風評の打消し役に徹したという。

従って、関東大震災の時に言われたり報道されたりした朝鮮人の悪行の中には、デマ(風評)もありはしたが、事実もあったという事が確認されている。

雑誌「SAPIO」に1年余りに亘り連載されていた工藤美代子著『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』は、加筆・訂正を加え、2009年12月2日、産経新聞出版から新刊本として発売された。

同書では、1923年(大正12年)の関東大震災時にあった「朝鮮人によるテロ行為や日本人襲撃」や「日本人による朝鮮人虐殺」のそれぞれの事実について、多数の資料・新聞記事などから検証している。 

当時の内務大臣・後藤新平氏が「朝鮮人襲来報道」を抑えた理由や、後藤新平氏の命を受けて奔走する警視庁官房主事・正力松太郎氏の姿などが、文献や関係者の証言から伝えられている。

問題なのは、後藤新平氏が〈苦悩の末、自警団の言い分を伏せた行為〉が、今日、悪しき『東京裁判史観』を補強する歴史捏造に利用されている事である。現代では、もう朝鮮人たちの報復が御上に及ぶという配慮など必要ないのであるから、事実をはっきりと明るみに出す事だ。文科省は工藤美代子氏の労作に正当な評価を下して、「学習指導要領解説書」に反映させるべきではないか? それに従わない教科書は認定すべきではない。

日本の未来を担う子供たちに、不当に、誇大に、〈日本は悪い国〉だったと教え込む必要がどこにある? 文科省は「学習指導要領解説書」を何の為につくっているのか? これに限った事ではないが、日本の官僚たちは、やるべき事をやらな過ぎる。日教組を始めとする反日左翼の行為は罪深いが、それを黙認・放置する日本政府・文科省・日本国官僚の不作為の罪は更に深い。