《 近現代史を知らない日本人に、その真実を教える事は、日本が日本として生き延びる為には絶対的に必要である。》

日本は歴代自民党政権の教育方針として、国民に「近現代史」の真実を決して教えない。社会人として、国際人として生きるのに、これ程の不都合はない。高校生も受験に出ないから、進んで勉強しようとはしない。

左翼思想に染まった学校側も、鎌倉幕府は教えても、明治政府樹立に至る先人の努力や日露戦争の東郷平八郎には目もくれない。真実の近現代史を教えなければ、真っ当な日本人は育たない。

近現代史に限らず歴史教育は、日本史、世界史と別けずに総合的に学ぶ機会に配慮すべきだ。日本史に於ける「関ヶ原の合戦」と世界史に於ける「英国 東インド会社設立」は同じ1600年である。日本史と世界史を合わせ学ぶ意義は大きい。

白人諸国が如何に世界の有色人種を喰い物にしてきたかも、正確に教えるべきだ。日本が侵略したと教えられるアジア諸国は、実はアジア人の為のアジア諸国ではなく、白人が侵略中のアジア諸国であった事実を、日本の学生は実感として知らされない。

日本だけが、国際法に違反して侵略したと教えるのは、嘘を刷り込む誤ちである。150年前の世界には150年前の常識があり、150年前の国際法があった。7〜80年前も同じである。これを教えずして、日本を現在の感覚で侵略国家と断じるのは教育ではなく、犯罪と言ってもいいほど罪深い。

大東亜戦争(所謂 太平洋戦争・所謂 第二次世界大戦)は大雑把に言って、日本にとっては日本と米国の戦争であった。日本は米国を攻撃する必要も、その意思も無かった。米国も日本を攻撃する正統性は何も無かった。にも関わらずなぜ石油やクズ鉄などの禁輸をして日本を追い詰めたのか?

当時の日本の石油の備蓄は、精々半年強であった。このままABCD包囲網を継続されれば、日本は7箇月もすれば戦闘能力は愚か通常の経済活動を行なう力さえも失う。「反撃」しなければ、日本は1年以内に、A、アメリカ・B、イギリス・C、支那・D、オランダに占領され、分割統治されていただろう。国を失うという事だ。

当時の日本を「軍国主義国」「侵略国家」と呼ぶ、現在の多くの日本人に聞きたい。本当にそれで良かったのか。所謂『東京裁判史観』を刷り込まれた、或いは精神病的とも言える反日日本人は、その方が良かったと、驚愕の発言をするかもしれない。

併し、7〜80年前の日本人は今の日本人よりずっと一途で誇り高かった。座して国を喪う選択肢など絶対に無かった。止むに止まれず望まぬ戦争に追い込まれたのである。そして子孫(今の日本人)の為に、ある者は戦死し、ある者は餓死し、ある者は焼殺・爆殺され、自害し、または必死に生き延びた。

敗戦の結果、所謂「東京裁判」と言う名のリンチを受け容れさせられ、A級戦犯という〈遡及法〉で裁かれた無実の被害者が合祀されているという理由で、国に命を捧げてくださった英霊に対して、国の指導者が「平和を誓い、感謝の誠を捧げる」事すら非難される。非難する国は主に米国と特亜三国である。

戦ってすらいない、寧ろ日本であったという意味で日本と同じ敗戦国である韓国に靖國参拝を非難され、ありもしない所謂 性奴隷で詰(なじ)られる。戦勝国である米国からは、韓国への反論すら禁じられている。このままでは、英霊の御霊が浮かばれないばかりか、日本人は子々孫々に亘って冤罪に苦しめられる。

私は現状のままの高校生による日韓交流などには100%反対だ。土下座修学旅行など正気の沙汰ではない。真実を何も知らされていない日本の高校生は、妄想と捏造に浸りきった韓国の高校生と反日に狂った韓国の大人たちの非難に、何一つ言い返す事もできずに、日本を卑劣で恥ずかしい国と思い知らされて帰ってくる。真実の近現代史を教えぬままの日韓交流など、誇り高き日本人が育つ環境の芽を摘む売国セレモニーである。

日本の進むべき道として、教育に「憎しみ」を取り入れてはいけない。特に歴史教育では、「当時の国際常識」を踏まえた上で、善悪ではなく「国益」に適っているか否かという観点から指導するべきだ。米国は「不必要な原爆投下」を強行した。戦勝国は裁判を模した「リンチで無実の日本人を大勢裁いた」。GHQは7年の長きに亘り、言論弾圧と捏造の押し付けという洗脳工作により「日本精神を徹底的に破壊し続けた」。

日本を内面から破壊した米国は憎いが、今となっては米国を恨んでも何も得るものは無い。但し、何が行われたのかは、正確に近現代史として、子々孫々まで伝えなければならない。その為の障害は頑として取り除くべきだ。

障害とは則ち、反日的教育の体制とその従事者、反日的マスメディアとその従事者、そして反日国の意を受けて活動する売国政治家である。ネットでは韓国系の情報企業の影響力が侮れないほど大きな影響力を手にしてしまった。Facebook も韓国系の手に落ちて言論弾圧を堂々と行なっている。日本に不当に居座った在日韓国朝鮮人という害毒も忘れてはならない。彼等を野放しにしたままでは、日本国民の意識は変わらない。それは71年間に亘る戦後が証明している。

日本が本来の輝かしい国に立ち戻る為には、その障害となる大元に大ナタを振るう必要がある。政治に課せられた使命は限りなく重いが、歴代自民党政権にはその意思も実行力も無い。ここまで追い詰められては、日本には新たな政権政党の発芽を待つ時間は殆んど残されて居ない。絶望的とさえ言える。併し、連綿と続いてきた日本をここで投げ捨てる訳にはいかない。心ある日本人が自分のできる範囲内で良いから積極的に行動し、声を上げる事が重要である。