《合同結婚式という現代の性奴隷制度。日本政府・日本国民は自己責任と言って放置していていいものか》


合同結婚式とは世界基督教統一神霊協会、所謂 統一教会(統一協会)の主催する宗教的行事の一つ。正式名は「国際合同祝福結婚式」。統一教会の内部では「祝福」と呼ばれるそうだ。合同結婚式後に6500人の日本人女性が行方不明になり、被害者家族が捜索を訴えるなどしており、全国弁連は、反社会的違法行為であり、強く反対するとの声明を出している。


統一教会では、人間の原罪は人類始祖のアダムとイブがサタンを中心として愛の関係を結んだ事にあるとしており、それを正す為には、神を中心として男女が結婚しなければならないとしている。その為に統一教会の教義に於いて、この合同結婚が最も重要視される。


教祖 文鮮明(故人)の血統を受けた者だけが無原罪の子を産む事ができるというセックス教義を象徴化した儀式であり、初期には文鮮明と女性信者が実際に性交をしていたともいうが、肥大化と文鮮明の老齢化と共に、女性信者が手を重ね合わせたり聖水・聖酒を受ける等の形式に転じた。


1990年代初頭、日本の芸能人や著名人などが合同結婚式を挙げた頃は、文鮮明の精液を薄めたものを聖水・聖酒として、信者達は有難く飲み下したという。突拍子もない、不潔・不純で異常な朝鮮カルトである。彼等の勧誘は、最初は決して統一教会の名を出さずに、悩みを持ったり、救いを求めたりしている、特に女性に接近してくるという。


19604月に3組の信者を祝福したのが最初で、その後 数年毎に行なわれ、ほぼ毎回参加人数は増えており、2000年に文鮮明は人類の半数にあたる20億組を祝福すると豪語した。


草創期は目の前で教祖がカップルを指名したり、信者に希望する相手を書かせたりもしていた。1988年頃から参加人数が多くなった事もあって、写真を見てカップルを決めるようになった。未婚の男女が文鮮明に写真を送り、「マッチング」をしてもらった後、統一教会本部から「相対者」(婚約者)となった相手の写真が送られて来て「約婚式」が行なわれたという。


合同結婚式後の初めての性交は一定期間禁止されている。最近では式を挙げても33歳になるまで家庭を持つ事を禁じられているという。最初の性交に際しては3通りの体位とその順番が決められているというから呆れる。


1997年に行なわれた合同結婚式の参加者は「現在では、80%以上の家庭が壊れている」という(主に二世の証言)。日本人女性と結婚・性交できる事を売り物に韓国男の似非信者を集めている事もあり、日本人女性が渡韓してみると相手の韓国人男性が無職だったり飲酒喫煙していたり、中には愛人や妻子が居たという悲惨なケースもあるという。


正式な教会員にならなくても、教祖をメシアとして受け入れれば、他の信仰を持ったままでの参加も許される。また参加せずとも、教義上飲む事が必須であるとされる「聖酒」を意味も知らずに飲まされたり、「聖酒」を飴にしたものを舐めただけの人までカウントされたりする事もある為、実質上の会員数は不明である。


白いウエディングドレスを着た女性と黒いスーツを着た男性が何万人も一堂に会し、規則正しく交互に並んで高らかに万歳三唱。会場のそこかしこから爆竹が鳴り響き、紙吹雪が舞えば、合同結婚式はクライマックスを迎える。信者にとって、一世一代の晴れ舞台だが、教祖によって決められた伴侶次第で、その後の生活は大きく左右され、激変する事となる。


今から25年近く前、「統一教会」が行なう信者同士の婚礼イベント・合同結婚式の模様が盛んに報じられた事があった。特に世間を騒がせたのが、元アイドルの桜田淳子が会社役員と結婚した92年の合同結婚式。新体操のロサンゼルス五輪代表の山崎浩子ら著名人が参加した為、報道合戦は加熱した(山崎は翌年教団を脱会し結婚も解消)。


現在は当時ほど注目を集める事はなくなったが、今も邪悪な合同結婚式は毎年のように開催されている。有り体に言えば「合同結婚式」とは、日本人女性を目的とした性奴隷調達の儀式である。


桜田と山崎の結婚相手はともに日本人だった為、イメージが湧きづらいかもしれないが、実は日本人の女性信者の結婚相手としてマッチングされるのは、韓国人男性であるケースが圧倒的に多い。統一教会の機関紙などによれば、これまでの合同結婚式で韓国人男性と結婚し、海を渡った日本人女性は約7000人にのぼる。(その後の約25年間で被害者人数は更に増加している筈である)


教団名を偽って接近して洗脳を始め、宗教の衣を纏った性的カルトが洗脳を完了して、悪意を持って韓国に連れ出すのだから、拉致と何ら変わりはない。そして、日本人は昔 韓国人に悪い事をしたと責められながら、好きでもない男に毎日性的奉仕を強いられる。これが生涯続く。日本軍相手の高給取りの元追軍売春婦の老婆より余程不運で苛酷である。


然も、多くの日本人妻がソウルや釜山といった都市部ではなく、地方の貧しい農村で暮らしている。そんな彼女たちの生活実態に光を当てた本が出版されている。「統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福」(櫻井義秀 著)と題された著書の内容は実に衝撃的である。


「韓国の農村部は長らく、深刻な嫁不足に悩んできた。その対策として送り込まれたのが、合同結婚式に参加した日本人妻なのである。統一教会では在韓日本人信者を〈特別な使命を持った天の精鋭部隊〉と称しているが、この〈特別な使命〉とは、韓国男に奉仕する事なのだ。韓国に嫁いだ日本人女性信者の多くが貧しい環境の中で凄まじく厳しい生活を送っている。


不安をあおり高額な商品を売る、所謂 霊感商法も度々取り沙汰されている。2009年には信者が霊感商法をしていた疑いがもたれ、特定商取引法違反の容疑で東京・渋谷や和歌山の教会が関係先として家宅捜索されている。疑いようのない「反社会的勢力」である。


韓国で暮らす日本人女性信者への聞き取り調査では、訪れた地方のある農村で、30人近く居た日本人妻全員が統一教会の女性信者であったという。合同結婚式によって韓国に渡った約7000人の日本人妻の内、約60%にあたる4000人程が地方に暮らしている。


〈日本人女性信者との結婚〉が布教のツール(餌)になっている。併し、その誘いに乗ってくる韓国人男の多くは結婚目的で入信したに過ぎず、統一教会を結婚相談所くらいにしか思っていないという。日本人女性は熱心な信者だから、そのズレが後に様々な問題を生む事になる。


若い頃に入信した日本人女性の場合は、結婚まで純潔を保っている人も多い。そして夫婦生活を始めるにあたって行なわれる『3日行事』で初めて肉体関係を結ぶ。『3日行事』とは、教祖の文鮮明と彼の妻の写真を前に、祈蒔(宗教用語)したり塩を撒きながら3日間連続で性交をするというもの。


韓国は超がつく学歴格差社会なので、農村部の男性は中学校卒という者も珍しくはない。自ずと仕事・収入も制限される。『夫は失業しているのでサラ金に借金をしている』『月給がたったの30万ウォン(当時のレートで約23000円、現在のレートでも僅かに約30,000円)しかない』と嘆く声もある。妻自身が働くしかなく、タオル工場などでフルタイムの仕事をして家計を助けている女性もいる。


それでも彼女たちは離婚という選択を取りたがらない。逆に、現地の日本人妻同士が集まり、「自分たちは良くやっている」とお互いを励まし合っている程だという。彼女たちの支えとなっているのは、統一教会の経典だけだ。


嫁姑問題などもあるが、日本とは趣が異なる。〈舅の最初の言葉が「教科書問題をどう思うか?」だったと言う様な話も多い。「私の父母の時代の事ですが、私は嫁いだのだから過去の過ちは私が償わせてもらいます」と答えたと言う。そういう非難から夫は妻を守ろうとはしない。時には夫自身が強い反日主義者だったりもする。日本女性を奴隷ぐらいにしか思っていない場合も多い。


現役信者は認めないだろうが、韓国での結婚生活の中で夫の暴力や生活苦から逃げ出す日本人妻は結構いる。統一教会に猛反対する家族と縁を切って合同結婚式に参加した女性が多く、日本に帰る場所がない場合が多い。彼女たちの中には離婚後も仕方なく韓国に留まる人も多いと言う。


生々しい性的描写は、敢えて避けたが、私に言わせれば、統一教会なる性カルトの合同結婚式とは、正に〈現代の性奴隷制度〉である。カルトの洗脳による韓国行きは紛れもなく〈精神的 強制連行〉である。洗脳された約7000人にのぼる日本人女性が、正に今現在、反日国で意にそまない男に〈性的奉仕を強いられている〉のである。


日本人女性の人生が、韓国人に奪われているのである。本人の意思で結婚し、渡韓したという事情から、法的には本人の自由意思と見做され、安易に救い出せないという事情もある。併し、間違いなく彼女たちは日々苦しんでいる。本人の軽率さがあったとしても約7000人ともなれば、放置していい数ではない。

--------------------

▪️「統一教会 日本宣教の戦略と韓日祝福」櫻井義秀 北海道大学教授 著(北海道大学出版会刊)

▪️週刊ポスト「韓国農民にあてがわれた統一教会・合同結婚式日本人妻の『SEX地獄』」