知識人、言論人として飯を喰っているなら、米国で出版された『Legacy of Ashes The History of the CIA』くらいは読んでいても可笑しくはない。実際、多くの知識人、言論人がこの本を読んでいるだろう。そして、黙殺しているのである。この本の初版発行は2007年6月28日。NYタイムズで20年以上もCIAを取材してきたTim Weiner記者が、膨大な資料と関係者の証言を元にCIAが決して公表してこなかった裏の歴史を描いた本である。Tim Weiner記者は、1993年から2009年にかけて、メキシコ 、アフガニスタン 、パキスタン 、スーダンに赴任した外国特派員として、また、ワシントンDCの国家安全保障担当特派員として、NYタイムズに在籍していた時に「ピューリッツァー賞」を受賞している。現在もジャーナリストとして活躍するTim Weiner氏が、この本を出版したのは現役の記者としてNYタイムズに在籍していた頃であった。この本は日本でもKindle版なら僅か1600円、ペーパーバック版なら2500円払えばお釣りがくる、誰にでも簡単に手に入る本である。

日本で大きな顔をしているT俊太郎やA理などという “なんちゃってジャーナリスト” とは人種が違う本物のジャーナリストの本だから一読に値する。同書の序文では…
「この本の主張の根拠は匿名の情報源でも伝聞でも無いと断言」している。「全編が一次情報と一次資料によって構成された初めてのCIAの歴史を纏めた本」だという。全編に亘って大変興味深い書籍であるが、日本人として注目しなければならないのは、安倍晋三の祖父である「岸信介が児玉誉士夫と並んで、CIAが戦後の日本政府を意のままに操作する為に採用した最も有力な工作員である」と明記している部分である。その為に、「CIAは、岸と児玉に巨額の資金を提供した」とも指摘している …岸も児玉も、そして安倍晋三も「日本国籍朝鮮人」である。彼等は戦後の朝鮮人密航者などではなく、16世紀の豊臣秀吉による「文禄・慶長の役」(世に言う「朝鮮征伐」)の際に、朝鮮に出兵した薩摩藩によって、日本に連れて来られた陶工や人足たちの子孫で、明治維新を迎えるまで「朝鮮人被差別部落」(現在の山口県熊毛郡田布施町)にルーツを持つ人々である。大物政治家の先祖を辿ると田布施町に行き着く事から、田布施システムなどというものが存在すると指摘されている。

ここで「日本国籍朝鮮人」という言葉を説明したい。「日本国籍朝鮮人」とは、日本国籍を取得しようとも決して日本に馴染もうとはせずに、日本人を心の底から憎み蔑み、決して心から帰化しない朝鮮人の事を言う。朝鮮人以外の外国人は、普通は日本で帰化申請をして受理されれば、晴れて日本人となる。帰化英国人とか、帰化ベトナム人とか呼ぶ場合もあるが、一旦帰化したら、母国を明らかにする必要がある場合を除いて、帰化人だなどと呼ばずに普通に日本人と呼ぶのが良いだろう。帰化はしてみたものの、どうしても日本に馴染めない場合は帰化を取り消せばいい。そういったケースは極稀であり感情ある人間なら、そういう事が起きても致し方のない事だ。だから、肌の色や先進国か後進国かどうかなどは一切関係ない。思慮の浅い者は、単純な人種差別と混同して、「差別だ、民族差別だ、人権侵害だ」と騒ぐだろうが、そういう愚か者に一々関わって時間を浪費するのは勿体無い。馬鹿は放って置くしか無いというのが世の常である。問題なのは、厳然たる悪意を持った「日本国籍朝鮮人」や「日本国籍支那人」の工作員に、そういう馬鹿が利用されて、無視できない世論を構成してしまう事態が起こり得る事である。世論が悪意を以って扇動されて盛り上がれば、真っ当な日本人も惑わされてしまうだろう。ここでも「戦後教育」の弊害は甚大なのである。正しい歴史観、国家観、道徳観というものが如何に大切かを思い知る。

戦後の日本を統治した、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)の戦略は実に単純明快な理屈で説明できる。「朝鮮人は日本人を恨んでいるから、朝鮮人に日本を統治させよう」という戦略である。当時の日本人は朝鮮人を特に敵対視などはしてはいなかったが、事大主義の朝鮮人は戦争に敗けた日本人を弱者と看做し、朝鮮を「日韓併合」により、原始生活から救い出してくれた日本への恩義を感じる事ができないばかりか、弱いとみた日本人を見下し、果ては激しく憎み、蔑んだ。朝鮮人の多くが自ら希望し、朝鮮人の総意として国家が正式に懇願して実現した「日韓併合」も、戦争に敗けるような劣った日本人に植民地支配されていたのだと逆恨みしたのである。弱者に牙を剝くのが朝鮮人の習性だから、朝鮮半島でも日本でも、朝鮮人は日本人と見るや鬼畜の蛮行を働いた。朝鮮人の憎しみを見て取った米国が、白人宗主国が少人数で植民地を統治する為に考え出した「敵対する部族や民族を互いに争わせて、少人数の白人でも漁夫の利を得て原住民を統治できる」という手法、所謂「分割統治」を敗戦後の日本にも適用したのである。GHQ/SCAPは、先ず始めに数人の日本国籍朝鮮人を選抜し、彼等を権力の座に据え、影で支えて日本人を上手く手懐けて統治させ、戦後の日本に日本的なるものが育つのを妨げた。このまま日本人に国を再建させれば、日本はまた直ぐに復活して米国に楯突いてくるだろう。自分たちの想像を超えた日本の力の根源である、日本の日本的なるもの総てがGHQ/SCAPにとっては、理解不能で恐ろしかったのである。だから日本国籍を持つ朝鮮人に権力を与えて、日本が本当の日本人の手で復活するのを妨害したのである。

英国の経済学者で歴史家でもあるアーノルド・トインビーは、「12〜3歳くらいまでに建国の神話を学ばなければ、国民の愛国心は希薄になる」と主張しているが、GHQ/SCAPは正にその説に従って、先ず日本の教育制度から改造を始めた。「日本建国の神話教育」を禁じ、「公職追放令」に先立つ「教職員追放令」で師範学校を解体した。天皇を戦犯として裁く事も検討されたが、それでは却って日本人を従わせる事はできないと判断して、天皇の地位には手を付けない事とした。マッカーサーは靖國神社を焼き払い、更地にしてドッグレース場をその上につくろうと計画していたが、当時の駐日ローマ法王庁バチカン公使代理のブルーノ・ビッテル神父の箴言(しんげん)により靖國神社は残される事になった。今になって阻止できなかった事が返す返すも悔やまれるのは、日本に居座り、戦後も続々と密航してきた在日朝鮮人の母国への帰還事業を完遂できなかった事である。GHQ/SCAPは意図的に相当数の在日朝鮮人を日本に残し、その在日朝鮮人と反日左翼を集めて「日本教職員組合(日教組)」を組織させた。彼等により、「戦前の日本は暗黒の時代で、戦後こそが米国に与えられた民主主義による自由で幸福な社会である」との、所謂「勝者に都合の良い歴史(=勝者が史実を改竄してつくった正史)」の教育を徹底させた。それが現在も安倍政権が受け継ぐ、「東京裁判史観」の偽りの贖罪意識に塗れた「戦後教育」である。

何としても自らを正当化したい米国が、日本人を心底憎む在日朝鮮人と、旧来の日本政府に反感を持っていた左翼学者を敗戦利得者に仕立て上げ、彼等に「日教組」を創設させたのである。米国はありとあらゆる汚い手を使って偽りの歴史観を日本国民全員に教育してきた。安倍晋三の先祖は朝鮮にルーツを持つ。だから「美しい国、日本」「日本を取り戻す!」などと言いながら、安倍政権に首根っ子を押さえられた文科省は、未だに「日本は武力により朝鮮を植民地支配しました」などという大嘘を、日本の小・中学生の歴史教科書に記述させているのである。安倍晋三が保守層に支持されながら次々と反日的、売国的政策を実現できるのも、根っからの嘘つきだからである。嘘や裏切りは朝鮮民族の特技である。2006年、小泉純一郎(日本国籍朝鮮人)内閣でポスト小泉と目され、内閣官房長官を務めていた安倍晋三は、同年9月20日に予定されていた自民党総裁選の下地づくりの一環として、『美しい国へ』という題名の本を上梓し、総裁選出馬の時のスローガンも「美しい国、日本」とした。この「美しい国、日本」は、統一教会元会長の故 久保木修己(1998年死去)の書いた本からの引用だと当時週刊フライデーなどで取り上げられた。『美しい国へ』(安倍晋三著・文芸春秋)=『美しい国 日本の使命』(久保木修己著・世界日報社)、この両者の本を読み比べて見ると、ただ単にタイトルが似通っているだけだと言い逃れるにはかなり無理がある。

両書を読み比べて見ると、その根底に流れる「思想」「価値観」が同じなのである。例えば、日本の「皇室制」を両者が揃って「天皇制」などと間違った呼び方をしているのは序の口で、両者が言うところの「天皇制」に対する理解も同じなのである。意外にも統一教会という邪教の会長を務めた久保木が「日本の万世一系の天皇、国を愛し天皇を愛する、そのような国体と精神が貫かれてきたのが日本」だと、天皇を敬愛する事が日本人の基本精神で「あるべき姿」だと、とても本心とは思えない事を述べている。一方で安倍も「日本の歴史は、天皇を縦糸にして織られてきた長大なタペストリー」、「日本の国柄をあらわす根幹が天皇制である」という。ほぼ同じ価値観で、用語の誤りまで同じである。また、「教育を再生する為の基本は家族・家庭」という観点も同じである。この教育・家族に対する考え方は、統一教会の成り済まし出先機関である創価学会でも盛んに信者に説かれている。「教育は学校だけで行なわれるものであると錯覚している人が多くいますが、本来の教育とは親が子に対して行なうべきもの」(久保木)、「教育は学校だけで全うできるものではない。何よりも大切なのは、家庭である」(安倍)…安倍晋三の祖父である岸信介が統一教会の日本での布教に尽力した事を考え合わせると、単なる偶然では済まされない。統一教会の巧妙な処は、誰もが反対できない言葉で日本人の心の壁を取り払ってから本性を現す処である。標的が心の扉を開くまで、統一教会は絶対に正体を明かさない。標的を徹底的に垂らし込んでから牙を剝くのである。牙を剥かれた標的は牙を剥かれた事すら気づかない。そこが統一教会の恐ろしい処、安倍晋三の恐ろしい処なのである。

因みに、久保木の著書巻末には経歴紹介の中に「岸伸介元総理を始め、各界の有識者から高い評価を戴いた」というくだりがある。安倍晋三の実父の安倍晋太郎元外相や小泉純一郎元首相の親分に当たる福田赳夫元首相も統一教会のシンパであった。安倍晋三自身、2006年5月の統一教会合同結婚式に官房長官名で「祝電」を打ったという事で、当時、大いに物議を醸した。統一教会とは、言わずと知れた韓国を発祥とするキリスト教会系を僭称する新興宗教(カルト)で、その実態は如何わしくも恐ろしい邪教としか言いようがない。教祖、文鮮明は既にヘリコプター事故で凄惨な死を遂げている。日本でも「合同結婚式」や「霊感商法」に纏わる物議や数々のトラブルを起こし、90年代には芸能アイドルやオリンピック元選手が合同結婚式に参加し、話題のオリンピック元選手が「マインドコントロールを受けていた」などと告白して、当時大騒ぎとなった。統一教会は始めは統一教会の名を伏せて近づき、人の弱みに付け込んで、べらぼうに高額な安物を売り付けたり、信者に教祖文鮮明の精液を薄めたものを「聖水」だなとと偽って飲ませるという。知らぬ間に「聖水」を飲まされてしまった被害者が大勢いる。実に悍(おぞ)ましい常軌を逸した話だが、詐欺紛いの布教活動や資金稼ぎは下っ端にやらせ、教団幹部やエリート信者は、日本の政財界や法曹界、教育界、マスメディア界などに潜入させて日本支配を影でコントロールする役割を与えられる。統一教会とは現代版「朝鮮進駐軍」の司令塔なのである。統一教会を駆逐し切るまでは日本の再興は覚束ない。悪魔の心臓・頭脳が統一教会なのである。

このように戦後の日本の在り方と、日本の現在と将来を暗澹たるものにしているのは、米占領軍の悪辣な洗脳政策よりも、日本国籍朝鮮人と在日朝鮮人を取り仕切る統一教会の存在なのである。その統一教会の手先の日本国籍朝鮮人と在日朝鮮人を重用したのが、そもそも米占領軍の日本に対する工作活動の一環なのだから、米国の罪は免れないが、仮に統一教会の暗躍さえ無ければ、米占領軍の洗脳政策が如何に悪辣なものであろうとも、日本は既に目醒めていただろう。占領政策が解かれてから66年もの歳月が流れて尚、日本人が「偽りの贖罪意識」に絡め取られ、先人が武力で朝鮮を植民地支配し、支那を侵略して大勢の罪無き民を殺戮したなどと言う馬鹿げた偏向教育と偏向報道が罷り通っているのは、日本人に紛れ込んでしまった統一教会の手先の朝鮮人による日本内部からの乗っ取り工作(背乗り行為)の成果なのである。CIAの洗脳工作の中でも、最も罪深く取り返しのつかないものが、朝鮮人工作員の起用である。当Blogの過去の投稿で明らかにしているが、極めて重要な事なので、今後も何度でも取り上げていくが、日本に蔓延ってしまった朝鮮人には二種類のグループが存在する

およそ400年ほど昔に豊臣秀吉配下の武将が日本に連れてきた朝鮮人陶工たちの末裔が第一のグループに属する。このグループには今で言う専門職である「陶工」以外にも、何の特技もない人足たちも大勢いた。彼等の子孫は明治維新を迎えるまでは、日本人と隔離されていたが、明治維新を境に朝鮮人部落(山口県田布施町=古い地名は周防国)の隔離政策は解かれ、以後一挙に田布施町出身の志士が明治政府の枢要な地位に進出し、その流れが現在の安倍晋三に繋がっている。第二のグループは、「日韓併合」中や、「大東亜戦争」中に日本に自由意志で来ていて、敗戦後に朝鮮半島への帰還を拒否して不当に日本に居座った在日朝鮮人と、敗戦後の混乱に乗じて密航してきて日本に潜り込んだ朝鮮人である。第二グループの朝鮮人には、日本国籍朝鮮人と在日朝鮮人が共存している。

「日韓併合」は、日本にとってロシア帝國の南下政策への不可欠な対応策だったとしても、それだけの理由ならば、明治政府は朝鮮を台湾などと同様に植民地にすれば済んだ事である。要塞化して日本軍を駐留させれば、ロシア帝國の南下政策への対応は事足りた筈である。方や植民地、方や合邦(日韓併合=朝鮮人を日本人として招き入れる)の違いは何故生じたのか? その答えこそが、明治政府の要職に400年前に日本に連れて来られた朝鮮人志士が相当数いた事実なのである。それまで隔離政策で封じ込めていたつもりの朝鮮人部落を明治維新で開放してしまってから、大勢の朝鮮人志士が明治政府の要職に就いてしまったのである。厳密には朝鮮人部落の隔離政策は甘過ぎた。明治維新に突き進む江戸時代末期、倒幕の為に結集した各藩の志士の中には、歴史の表舞台に名を残した者にも、歴史の闇に忘れ去られて行った者にも、数多くの朝鮮人志士が紛れ込んでいたのである。大東亜戦争の勝者に加えて日本では第三国人に都合の良い捏造史観である「正史」が今も教育されているから、こういう史実は文科省が管轄し、日教組の流れを汲む教職員たちが教鞭を執る学校教育を通じては絶対に国民に伝わらない。大東亜戦争敗戦により、日本の枢要な各層に在日朝鮮人が数多く潜り込むのを自由にさせてしまったから、教育、報道、出版物などからも、真実に辿り着くには困難を極める。インターネットの発展普及により、真実が明るみに出て来はしたが、安倍政権の所謂「ヘイトスピーチ対策法」により、朝鮮人や支那人が望まない真実が再び封じられてしまった。FacebookやYouTubeなどは「ヘイトスピーチ対策法」施行(しこう)を機に自己検閲を余儀なくされ、明るみに出掛った真実を再び闇の彼方に追い遣っているのである。 …(4の3)に続く。